100人いれば100人の答えがあります。「100人100答」は、みんなで自分の考えを答える遊びの場です。
学生のときは、「答えは1つ」だと思ってテストを受けていたけど、オトナになって働いたり、暮らしてみると、「答えって1つじゃない」「だれも答えを知らない問題がある」ってことがわかってきました。
「100人100答」では、いろんな答えがあっていい問いを出します。あなただったら、どう答えますか?送っていただいたみんなの答えは、ご紹介します。
いい人ってどんな人?
先日、ポーランドの友だちと「いい人って、どんな人だろうね?」と話になりました。
そんな会話になったのは、友だちがこんなことを教えてくれたからです。友だちの住むポーランドでは、カットリックのイースター(復活祭)の46日前ということで、四旬節に入りました。そして、「灰の水曜日」という伝統的な催しが教会であったというのです。神父さんが、ミサ参加者の頭に灰をかけたり、額に灰をつけます。これは、「いのちをもっといいものにするために、一生懸命になりなさい」という意味や、「自分をもっといい人に変える」ことを目的としています。
で、ぼくは思いました。自分をもっといい人に変えるにしても、「いい人って、どんな人だろう?」って。その「いい人」の方向性がわかっていないのは、方向もわからず、マラソンに走り出すようなもの。
「どのようにいい人になるかって、全人生の用(仕事)かな」と友だちは言っているので、「いい人」がどんな人かを考えることも含めて「いい人」への道なのかもしれません。
「いい人」って、立場や状況によってちがいます。ドナルド・トランプさんにとっての「いい人」と、ヒラリー・クリントンさんにとっての「いい人」は違うでしょう。だから、この質問はおもしろいと思ってます。
あなたにとっての「いい人」を教えてください。
わたしが考える「いい人」を答える