「ア行」と「ハ行」を順番に組み合わせると、笑い声になることを見つけました。そんなの知ってるよ、という人もいるかもしれない。でも、発見してしまったので「ねえねえ、聞いて聞いて」って、人に言いたくなってしまった。
アとハを組み合わせて、アハハハハ。
イとヒを組み合えわて、イヒヒヒヒ。
ウとフを組み合わせて、ウフフフフ。
エとヘを組み合わせて、エヘヘへヘ。
オとホを組み合わせて、オホホホホ。
そして、それぞれの笑い声には個性がある。勝手な偏見で説明しますね。
「アハハハハ」は、『ちびまる子ちゃん』でいう、山田くんタイプ。『ちびまる子ちゃん』の中でもいちばん能天気なキャラクターだ。この笑い声は、他人にこころを開いていて、明るくて豪快な性格だと思う。
「イヒヒヒヒ」は、「アハハハハ」に比べて、くらい印象がある。きっとヒーロー戦隊者の、赤レンジャーはこんな笑い方はしない。どちらかといえば悪役の笑い声。なにかを企てている人が陰で笑っているようなイメージだ。表舞台に立つよりも、裏方が好きな人の笑い声だと思う。
「ウフフフフ」は、『サザエさん』のじゃんけんがおわったあとの笑い声だ。他の笑い声ではなく、この笑い声をじゃんけんのあとにもってきたのは、サザエさんがコミュニケーションにおける天才であることを証明している。他の笑い声だと、視聴者がじゃんけんに負けたときにイラっとさせるかもしれない。だが「ウフフフフ」だと許せてしまう。やわらかくて、どこか茶目っ気のある人の笑い声だ。
「エヘヘへヘ」は、褒められたときに人差し指で鼻の下をこすりながら笑うイメージだ。やんちゃな性格が表れている。
「オホホホホ」はお嬢さまやマダムが使っているイメージ。デヴィ夫人は「オホホホホ」なイメージがあるけど、じっさいは「アハハハハ」と笑ってることが多い。アニメではない現実世界では「セレブだね」なんて言われたときに、ギャグのように使っているかもしれない。
笑い声にもいろんな個性があることがわかる。LINEやインタヴューの文章で「(笑)」や「www」なんかを使っていても、それがどんな笑い声かはわからない。笑い方それぞれに意味が隠されているのだ。
そして、笑い声は5つだけじゃない。何十、何百、いやもっとあるかもしれない。100人100笑だ。
読んでくれてありがとうございます。
あなたはどんなふうに笑ってますか?自分の笑い声に耳をすませてくださいね。