「山羊座の人って、強いです。そして、すごく弱いです。いきなりこんなことを言ってごめんなさい。」2019年下半期しいたけ占いを見ると、こんな一文があった。
どうやら山羊座の2019年下半期は勝負をかけるときらしい。ってことは置いておいて、「強くて弱い」って山羊座に関わらず、だいたいの人間はそうだと思います。これは、しいたけ占い批判ってわけじゃなくてね。
なにかを行動するとき、「よーし、行けー」と、眼帯している海賊のように強い自分や、「いや、待って。こわい」と、両膝を震えた手で抱えながら座っている弱い自分がいるのは、多くの人に当てはまるはずだ。
「強くて弱い」だけじゃなくて、さまざまな相反する自分がいると思うんです。おもしろい自分と、つまらない自分。やさしい自分と、冷酷な自分。しっかりものの自分と、ぐうたらな自分。
そのときの状況によって顔を出す面が異なってくる。いつも強い人だって、急に弱くなることだってある。
おもしろくて、やさしくて、しっかりものの人でも、学校のクラスでいじめがあって、「これを止めたら、自分もいじめられるかもしれない」なんて状況になると、つまらなくて、冷酷で、ぐうたらと、いじめを周りから見ているだけの人になることだってある。
どんな状況でも「わたしは強いだけ」、「わたしはおもしろいだけ」、「わたしはやさしいだけ」、「わたしはしっかりだけ」そんなことを言ってる人がいれば、それは一種のパフォーマンスだ。強いボクサーでさえ、迷いや揺らぎがあるなかで、そっちを選択している。
強い自分、おもしろい自分、やさしい自分、しっかりした自分になる方法があるとしたら、「そっちのほうがいいよなあ」って思うことがスタートラインなんだと思う。そっちの自分への憧憬の気持ち。
今日も読んでくれてありがとうございます。
強い自分も弱い自分もいるんだから、自分内チームワークです。