同じものを見ても、違う感情が沸く。

同じものを見ても、違う感情が沸く。

「失敗は早いほうがいい」。人にも自分にも言う。「でも、失敗したら、笑われるじゃないですか」そんな風に言う人がいた。

失敗した自分を見て、笑われても気にしなくていいとぼくは思う。なぜなら、人の感情は自分の責任ではないから。失敗を笑う人がいれば、失敗に拍手を送る人もいる。

雨を見て、憂鬱になる人がいれば、うれしい人もいる。どうやら、人は同じものを見ていても、違う感情が沸いているようだ。

たのしそうに歩いてるふたりを見て、釣られてにっこりする人がいれば、妬む人もいる。咲いている花を見て、美しいと思う人がいれば、匂いがきついと思う人もいる。

好きな人とたのしそうに歩いたら、妬む人がいる。それなら歩かないほうがいいと思うでしょうか?花として咲いたら、匂いがきついと不快に思う人がいる。それなら花として咲かないほうがいいと思うでしょうか?

おそらくだけど、ならないはず。好きな人とたのしそうに歩いていい。花として生まれたら、精一杯に咲けばいい。

行動したら、失敗する可能性がある。いや、今まで経験したことがない場合、失敗する可能性のほうが高い。失敗したら、笑われるから行動しない。これって、おかしい。自分で自分の可能性をせばめてはいけない。

今日も読んでくれて、ありがとうございます。
失敗しやすいよう、ぼくはチャレンジした失敗に拍手を送る人でありたい。

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マスダヒロシ
マスダヒロシ

The U 編集長/グラフィックデザイナー/イラストレーター 1987年埼玉県生まれ。2017年から1年半世界76カ国を旅をして、当たり前は時代と場所でひょいっと変わることを知る。イラストのご依頼お待ちしております。Instagram @hiroshimasud