まもなく、2018年から2019年になる。
国と国、子どもと大人、男と女、異性愛と同性愛、バカと天才、貧乏と金持ち、人間は、あちこちに目に見えない境界線を引いてきた。その中でも日、月、年って時間に境界線を引いたのは、なんだかいいことなんじゃないかなあ。
今年ふるわなくても、来年はもっといい年になるって気持ちの切り替えができる。来年になれば変わるって。おみくじを引いて、吉や凶が出ても、木に結べば、「大丈夫」というような都合のよさがある。
あなたにとって今年はどんな年でしたか?
ぼくの今年は、「The U(ザ・ユー)」をはじめることのできたいい年でした。読んでくれた人、企画に参加してくれた人、インタヴューに答えてくれた人に「ありがとう」。
今年よくない年だった人は、来年いい年になりますように。今年いい年だった人は、来年もっといい年になりますように。
エチオピアのトゥルミで会ったハマル族には時間に境界線を引く文化がありませんでした。カレンダーがないので、自分の年齢を知りません。まあ、それはそれでいいこともあるよね。なにかをしない理由を年齢のせいにしなくなる。何歳になっても、踊りはじめていい。
では、2019年でまた会いましょう。
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