しいたけ占いにはまっている。「山羊座って2018年から2019年までを含む『大変革期』で、すごいスピードと、熱量を持って変化の途上にいる人が多いです」。山羊座のぼくの2019年は、まさに、しいたけさんの占い通りだ。
アイデアを採用してもらった「MAGNET by SHIBUYA109」のビジュアルが、4月1日からスクランブル交差点におっきく掲示された。変化に向けた地響を足で感じている。そのビジュアルが公開された3月は「最高の一歩」と占われていた。
なんでこんなに当たってるんだろう。しいたけ占い、すごすぎる。しかも、ぼくにとってうれしいことばかり占ってくれているではありませんか。
いっぽうでね、こんなにお世話になってるしいたけさんに申し訳ないんですが、こんなことを思っちゃう自分もいるんです。人の運命は、12通りしかないのかなって。これは、TBSの番組『クレイジージャーニー』に出演していた、世界一の人体改造人間、ロルフさんが言っていたことばに影響を受けている。
浅草でおみくじを引いたロルフさん。結果は小吉だった。おみくじの感想を聞かれると、「世界には何十億人もの人がいるのに、なんで引き出しが数十通りしかないんだ。もっと違う人生があるはずなのに、これしかパターンがないのはおかしいよ」と答えていた。全身に516ヶ所の改造をしているロルフさんの見た目と同じくらいに、ぼくはこのことばにドキッとした。
いや、これね、大吉を引いてたら出てこなかったことばだと思うんです。へへへって、うかれちゃってね。微妙なことばかりが書かれた小吉をひいたからこそ、ことばがこぼれた落ちたんじゃないかなあ。
「運命なのか?運命じゃないのか?」ぼくが好きな映画、『フォレスト・ガンプ/一期一会』でトム・ハンクス演じるフォレストがそれについて答えていた。「ぼくにはわからない、正しいのはママなのか、ダン小隊長だったのか、ぼくらにはみんな運命があるのか、それとも、風に乗ってたださまよってるのか。たぶん、その両方だろう。両方が同時に起こっている」
「自分の運命は自分で決めるんだよ、神さまの贈り物を生かして」フォレストのママは言った。「人間には持って生まれた運命ってものがある、最初から決められているんだ」ダン小隊長は言った。いろんなことを経験したフォレストは「両方だろう」って。
ずるいかもしれませんが、ぼくも両方だと思います。とくにしいたけ占いがぼくにとってうれしいことを書いているあいだは。縁や運命ってやつもだい大事にします。意思や自由といっしょに。
読んでくれて、ありがとうございました。
今日のタイトルは、占いがよくなかったときのためにね。