とんだ林蘭さんがナビゲーターを務めるラジオ番組「今夜も記憶喪失」に出演させてもらいました。MAGNET by shibuya109さんの広告で、ぼくが考えたキャッチコピー「咲かずに死んでたまるか」。そのコピーに交えて「あなたの咲かずに死んでたまるかなことを教えてください」と、とんだ林さんがInstagramを使ってみんなに聞いてみた。
みんなの答えのひとつに「6年間の片思いっすね」があった。つまり、6年間の片思いを両思いにしたいという夢だ。
ぼくがとんだ林さんに「かんたんに告白できますか?」と聞くと「わりと言っちゃいますね。告白できるかまではわからないけど、けっこうアプローチしちゃうかも。別にフラてもいいやって気持ちがあるから」。行動できる人は、失敗をおそれない。それを勇気といったりする。
「失敗をおそれない」や「勇気」っていうとカッコよすぎるんですが、別のことばに言い換えると、「自分をかわいがりすぎない」ってことなんじゃないかと思う。だれだって、成分量はちがっても自分がかわいいという気持ちはある。その感情は人間の前提だ。かわいい自分を傷つけたくないという気持ち。
フラれる自分はダサい。痛い。恥ずかしい。そして傷つく。フラれたことが噂になることだってあるかもしれない。郵便ポストと間違われるくらいに赤い顔になるかもしれない。そんな未来、かわいい自分には無理だ。そんな思考になって行動しないを選ぶのかもしれない。
だから、行動を起こすには、かわいい自分をかわいがりすぎないことが大事なんだと思う。「自分をかわいがりすぎない」って、「自分を大事にする」と一見相反することばなんだけども、ぼくが思う「自分をかわいがりすぎない」は、「かわいい子供には旅をさせよ」の精神なんです。大事だからこそ。
可愛い子には旅をさせよとは、我が子が可愛いなら、親の元に置いて甘やかすことをせず、世の中の辛さや苦しみを経験させたほうがよいということ。 – 故事ことわざ辞典
今日も読んでくれてありがとうございます。
かわいい自分には旅をさせよ、失敗させよ、です。