100人いれば100人の答えがあります。「100人100答」は、みんなで自分の考えを答える遊びの場です。
学生のときは、「答えは1つ」だと思ってテストを受けていたけど、オトナになって働いたり、暮らしてみると、「答えって1つじゃない」「だれも答えを知らない問題がある」ってことがわかってきました。
「100人100答」では、いろんな答えがあっていい問いを出します。あなただったら、どう答えますか?送っていただいたみんなの答えは、ご紹介します。
いい人ってどんな人?
「いい人ってどんな人?」あなただったら、どう答えますか?
先週の問いに対していただいた、みんなの答えです。
人生を楽しんでいる人
いい人、すごい考えさせられますね。日本人だと周りにとって都合の良い人になりがちだけど外国だと自分を持って人生を楽しんでいる人になるんですかね。
たしかに楽しんでいる人は、まわりの人を傷つけることが少ないように思います。人生を楽しんでいる人が増えたらいいですね。
自立していて間口の広い人
わたしにとっての「いい人」は、自立していて間口の広い人。自分に似ている人とか、自分がなりたい人が、自分にとっての「いい人」なんでしょうねー。
「あんなふうになりたいなあ」。自分がなりたいと思っている理想の人が、たしかに自分にとっていい人かもしれないですね。みきみきさんは、自立していて間口の広い人になろうとしているんですね。
愛する人
難しい問題ですね。ひとりの聖者が言いました。「他の人を愛したら何でもしていいです」。意味は他の人を愛する時、決して他の人に悪いことをしません。愛するって恋人同士の愛だけじゃなくて、もっと他の人の良きについて気にすることかな。
ぼくにとっての「いい人」も自分のことを好きな人と考えました。愛してくれる人、好きになってくれる人ってのは、いい人のように思います。
新しい世界を見せてくれる人
私にとっての良い人は、「新しい世界を見せてくれる人」です!
優しい人・話を聞いてくれる人・話を聞かせてくれる人など色々悩みましたが、やはり「新しい世界を見せてくれる人」が私にとっては良い人です。私は年の割にまだ知らない事が多く手探りで行きている時もあります。そんな時でも心を込めて教えてくれたり言葉をかけてくれたりして、新しい世界を見せてくれる人がいてくれたら、最高だと感じるからです♪
新しい世界を見せてくれる人っていいですよね。ぼくは、自分が常識にしばられていたことに気づかせてくれるという意味で「新しい世界を見せてくれる」人が好きです。「そんな考え方、そんな世界があるのかあ」と驚きたい。
悪いことを分かってる人
いい人とは悪いことを分かってる人だとおもいます、でなければ、いい人をすることはできません。なので失敗でもなんでも業を重ねることで、最終的には悪いことが理解出来ていって、いい人になるんだろうなと思います。
でもその道筋を通らずにいい人を演じることもできます、だけどきっと悪いことを重ねた人と、重ねなかった人では、いい人の良い所を分かってる量の重みというものが、違って感じると思うので、爽やかな風を感じるためにも、僕らは悪いことを悪いと知っている必要があるのかもしれません。
「しまった、わるいことしたなあ」と「次はわるいことしないようにしよう」の繰り返しが、いい人になるための道なのかもしれないですね。
わざわざしなくてもいいことをしてくれた人
態々(わざわざ)しなくてもいいことをしてくれた人かと
ウギス、ありがとう。熊々しなくてもいいことって、方向が誤れば迷惑になるんじゃない?🐻
赤の他人が本人を助けなくてもいいのに助けてくれるといい人になる。また余計な世話も有難迷惑になりかねないが、妨げも乗り越える動機付けに好転して一見困った様に思えば巡り巡ってそれは逆に有難い経験になり、当初悪そうな人も自分の成長のため良い人だという結論に至ることは少なからずあるかと。
吉本隆明さんが『真贋』という本でこんなことを書いていました。
「僕は、男女問題に限らず、一般の人間関係においても、いい関係かどうかを判断する基準というものを持っています。それはとてもシンプルなものですが、お互いが言いにくいことをきちんと言えるかどうかです」
いいにくいことを言える人、言われても受け止められる人ってのは、ひとつの「いい人」かもしれません。
答えていただたみなさま、ありがとうございました。
みんなちがってて、おもしろかったです。
あなたにとっての「いい人」、考えてみてくださいね。