インタヴューに答えてくれたヘアデザイナーの上村 奈央(nao)さんは、自分のチカラを伸ばすために1月20日にニューヨークへ飛び立ちました。2カ月の間、ニューヨークで奮闘したnaoさん。日本に帰ってきましたよ。
2ヵ月があっという間に過ぎ去っていきました。はじめは食中毒になり「ここで生きていけるかな?」と思いましたが、人間は強いものですね。環境に対応する力は誰でも持っているんだと思った2ヵ月でした。
私にとってこんなに濃い2ヵ月は人生ではじめてでした。旅行ではなく、違う国で生活する事はすごくいい経験になりました。
仕事をやめ、行ったことのない国に1人で飛びこんだのは(計画性がないとか言われますが、、)無意味ではなかったです。いい意味で現実を見れて、肌で感じて、投資した以上の価値があったと言えます。
日本でのキャリアを捨てたからこそ、ハングリーにこっちの生活で必死に見てやって聞いて話すことが出来たんだと思います。
もちろん、1人ではこの経験はできませんでした。沢山の方が応援してくださり、ファッションウィークに入れたり、学校の子達をカットする事ができました。ありがとうございました!!
世界は広いです。でも狭い中でも人間は生きていけます。選ぶのは自分です。私がNYに決めたのは世界中から人が集まっていて沢山の文化が混在してる街を自分の目で見たかったからです。
NYで感じたのは、アメリカは白黒はっきりしてるイメージがありますが、考え方はすごく柔軟で人情的なんだと。きっとそうでないと人種、習慣、宗教がこんなに違う人達が生活していくのって、できないんだと思います。
日本人とはまた違う優しさを感じました。
私はこれで1度日本に帰りますが、必ず仕事をしにNYへ戻りたいと思います。
世界に通用する人になるためしなければいけない事が沢山見つかりました。なのでこれからも私の物語は続きます。
今まで読んでいただき、ありがとうございました。
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