過去にインタヴューさせていただいたPaint Creator minamiさんが、10月3日（木）から31日（木）まで大阪のギャラリーで個展を開催しています。様々な異素材を組みあわせたアート作品が展示されています。大阪にいらしゃる方はぜひ！

ORINASU カケラのカケラ

2019年10月3日(木)-10月31日(木) 10:00〜17:00（日・祝日　お休み）
〒541-0051 大阪府大阪市中央区備後町2-1-1 第二野村ビル1階
名古屋モザイク工業株式会社 大阪ショールーム内ギャラリー
電話番号 06-6223-8006

８月に[ORINASU スクラップでビルド]という自身、令和初の展示会を開催しまして、作品の素材のほとんどがいわゆる「海ごみ」や家庭から出た「廃材」などです。もとより収集癖のあり、そんなモノモノで作っているときに福岡市の今津の海とそこに漂着したゴミと出会いました。

ゴミ扱いされている「素材」を拾い集めながら、イキモノを観察したり作品を通して海で起きていることや、モノを大切にすること作ることの楽しさなど、興味をもつキッカケになれたらと思っています。

九州大学での実習や小学生との工作教室などもしながら日々、収集と製作と発信に勤しんでいます。そんな展示会は無事、閉幕したのですが展示場所が、さいとぴあというコミュニティセンターだったのもあり老若男女さまざまな方々に見て頂き、お話ができ、原田環境大臣の来訪とさまざまなメディア、あらゆる方面で取り上げて頂きました。大臣来訪の様子はRKB報道特集でも放送されました。

今回、大阪の展示会のお知らせです。

今回のタイトルになっているORINASUとは江戸時代からある日本の文化「さき織り」をヒントに始めた作品シリーズの名前です。家庭内で不要と成った衣服などを細く切ってタテにヨコに織り、新しいナニカを作る！というのがコンセプトです。

今回その中にいわゆる「ゴミ」と呼ばれ海を漂流しているモノ達も仲間に加えて製作しました。「モノにもイノチがあるから最後まで大事に」という子供の頃から両親、祖父母に教えられてきたコトをメッセージとして込めて展示しました。

そしてカケラのカケラとはナニモノもどこかのナニカのカケラでありそのカケラがあつまって１つになって、でもそれもまた、ナニカのカケラであって、、、SDGsの目標の中にもある「球上の誰一人として取り残さない」というコトバは決して人類にしか向けてない、わけではない！という意味も含め、異質の集合体であるモザイクタイルをとおして伝えたい、というのが根底にあります。

私にとってアートは伝えるための表現の１部であって時には言葉、音楽、写真、、、と様々の方法があります。伝えたい事、伝える側にとってのベストな方法で各々、表現しています。私にとってそれは造形であり（まだまだ未熟ですが）自身の作品の進化も然り、続けていきたい活動です。

長くなりました 、展示場所が大阪になりますが、もし、近くにご用事ありましたら是非、お立ち寄り下さい。そして、私は今こういう感じです！！！というご報告でした。ORINASUというプロジェクトをもっと広げて、廃品提供などなどこのプロジェクトに参加することが社会貢献になる！！と、いうところまで行く予定です。

または会社などでの取組みについてご紹介のできる事、お手伝いのできることがありましたらご連絡くださいませ。まだ記事不足ですがnoteというブログ形式も始めました。こちらも、是非ご覧下さい。https://note.mu/note_minami